30代半ば近くして、”宮本輝”初体験・・・

宮本輝さんの『幻の光』(短編)を読んだ。
読書は嫌いじゃないけど、宮本さんの小説は読んだことが無く・・・
ドラマの「青が散る」も、映画の「優駿」も、正直あまり興味は無かった。
宮本輝さんと言えばCMで観た記憶がせいぜいかな。
それがたまたま読んでみたら、、、

『幻の光』、私の深いところにスッと入ってきた。
正直ビックリした。久し振りに夢中で読んだ。

主人公の女性の気持ちに入り込み、響き、揺さぶられた。
文章として作られているとは思えないくらい感情が生きていた。
女と男、人の精。けして派手ではないけれど・・・
平凡の中に、日々の営みの中に、精はある。幸せはあるのかもしれない。
地味だけど魂に響く小説だった気がする。 あれ?大袈裟かな(^^;
今の結婚生活に疑問を感じたら読み返したいかも。

それにしても、宮本輝さんは31歳で『幻の光』を書いている。
人の感情を31歳にしてあんな風に想像できるの? すごい人だと思う。
現在30半ばの私、自分が子供っぽい気がして恥ずかしくなってきた。
他の作品も読んでみようと思った。
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by mikileon | 2004-04-01 16:02 | ■今まで・・・