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「泥の河」を読んでみた。

”宮本輝”の「泥の河」を読んでみた。
(太宰治賞を受賞)

現代に何不自由無く暮らしている私でも、この小説の中の人の心の揺れや悲哀を感じられるのは・・・
やっぱり”宮本輝”の才能?!いや、正直に「凄いな」と思った。
文才の無い私にはこれ以上の感想は書けないかも(^^;
私の感想を読んで、この作品に誤解を持たせたくないからね。

じゃぁ、ここで書くなよーって言われそうだけど(笑)

「生きるってどういうこと?」「命って何?」みたいな。
あの、昭和の戦後の頃のなんとも言えない時代の
貧困とか嫉みとか差別、冒涜、厳しさ、、、
生きることの悲しさ、生きることの辛さ、人間臭さ、、、
でも、そこには人間の悲哀の持つ美しさ?!みたいなものもあって・・・
その中で生きてる人間の命の光さえ感じ取れるような・・・
ははは、ダメです。説明出来ない(^^;

この本読む人は”あとがき”までちゃんと読んで欲しい。
いいこと言うなー、って思ったものー。

by mikileon | 2004-04-09 14:07 | ■今まで・・・